私がニュージーランドに惚れた理由
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私がニュージーランドに惚れた理由(2011.12.14更新)
皆様
今回からAPHOCに登場するとになりました外石です。
先ずはご挨拶代わりに、私のプロフィールを簡単に紹介させて頂きますね。
私とニュージーランドとの出会いは約19年前・・・1992年12月24日。
丁度クリスマスイブの朝のクライストチャーチ空港・・・
夏だというのに、空港で、サンタさんに扮したバーバークワイア(床屋さんの合唱団)のキャロルと、
長靴シェイプのクリスマス駄菓子を貰い、子供に還った如く歓喜した事・・・今も憶えています。
それまで私の旅趣向は100%ヨーロッパに傾倒していたのですけれど、この92年を境として、180度転換 → 年2回ペースの旅先は完全にオセアニアへと舵が切られたのです。
それから2年もすると、どうしてもNZに住んでみたいという欲望に変わりました。
しかし、若者に与えられるワーキングホリデー制度の年齢は遥かにオーバー・・・
可能性はゼロ! (ベートーヴェンの運命ならぬ悲愴が聴こえてくる感じでした)
とはいえ、私には不思議な能力が備わっていると思う時が度々あって・・・
自分が「こうしたい!」
「あ~したい!」と思い続けていると、チャンスや、ヒントが生まれてくるんですね。
永住権の取得
永住権・・・という、単語すら過去に意識したことも考えたこともなかった私ですが、
NZ政府が発行するパンフが突然、目の前に飛び込んできたのです。
そして、私の背中を押してくれたのは、会社の上司ではなく、ある弁理士さんでした。
当時、私の担当業務は会社及びグループ企業が保有する全ての知的財産権で、その弁理士さんとは日常業務の上で、上司よりも密接な関係にあったんですね。
上司だと人事査定に影響するし、ホンネで相談できる存在でした。
彼曰く、
永住権とはあくまでも1つの権利。特許と同じ・・・
特許は先ず権利を獲得してしまうのが大事。
使うか使わないかは、取れてから決めればいい。
権利ビジネスに目覚めた時期だったので、この一言にビ・ビ・ビッ・・・と反応しました。
日本での仕事ですが、一応・・・東証1部上場の機械メーカーの正社員で国際業務がメイン、会社はアジア、ヨーロッパ進出と、駐在員事務所や工場など、海外拠点の拡張を加速させていて、それらに必要な書類作成や大使館、現地との接点等が、小娘ながらも私の手に委ねられていたのです。
なので、自分自身に関する書類作成なんて、会社書類よりも簡単!大使館に提出する書類なんて似ている部分多々・・・苦労という苦労は感じなかった訳です。
移住という選択
正社員だから・・・何なのさ~!
なのですけれど、辞めるのは簡単でも、その後のデメリット等を計るには秤が必要。
よって、永住権の申請は、会社の人間には極秘に進め、「居住してもいいよ」というステッカーがパスポートに貼られたのは、申請から約3ヵ月後の事でした。
正式にいつでもNZに行ける・・・となってからは、不思議と日本でのストレスは薄くなりました。
永住権が降りて変わった事ですが・・・
1.肩こりが消えた。
仕事をサボって針治療に通っていたんですが、関連会社の針治療院の院長が驚いてました。
診療台に横になっていた時、カーテン越しから重役や人事部長の声が聞こえて来たこともありましたけれど、院長が匿ってくれました (笑)
2.嫌いな上司が依頼してくる、くだらない仕事も、はっきり拒否できるようになった。
これって、凄いことですよね。 (笑)
タラレバは無意味なので止めますが・・・
副会長のたくちゃんに共鳴する方なら 分かりますよね~
それから1年後に会社を辞め、オークランドに移ったのですけれど、
16年経過した今、思う事・・・
実際に移住してみて
100%満足とは言えませんが、日本でも、そしてニュージーランドでも生活できる環境を整えておけてよかったと思います。 (特に現在!)
NZについて、観光ガイドブックや永住権ヴィザサポートネタを生業とする記事には、楽園だとか、人にやさしいだとか・・・
日本の悪い面を強調してニュージーランドをアピールするコンテンツを目にしますが、日本で生まれ育ち、日本の教育を受け、日本で働いた経験を踏まえた上で、一人の外国人(移民)として、また一人のNZ住民としての意見ですけれど、美辞麗句はそれほど多くはありません。
特に、「日本がダメなら・・・」やNZファイナンス系を書かれた書籍関連・・・
それらの本の内容は40%程度が・・・と思って下さい。私が断言します! (笑)
(著書や関係者の方へ; 異議があったら、直接お問合せ下さい。 具体的に指摘して差し上げます。)
話しの軌道修正しますね。
これから数回に渡って、私はニュージーランド不動産を中心とした話題を皆様にお届けしていきます。
ご意見、コメント大歓迎です。
皆様にお伝えしていく内容ですが、
私が提供するNZ不動産情報は全て現地価格、現地相場!
NZの不動産仲介業法及び、それに関連する法律を遵守してご案内します。
日本語でキチンと対応しますが、外国人だからとて、ぼたくり価格の仲介は一切致しません。
そして、NZ政府が発行している仲介ライセンスを提示した上で紹介します。
(これ・・・重要!)
よって、ご提供する情報、そして購入に際しての書類は全て英語となります。
内容をキチンと把握されたい方は、会長のマナちゃんアドバイスが有益です。
オーストラリアとNZ・・・似て否なる部分もありますが、
ニュートラルな意見を期待して相談してみて下さい。
ですが、いみじくもNZ不動産・・・
日本の大家業で大成なさっている方、及びアジア諸国等で既に実績を出されている方にお願いがあります。
違う目線で見てください。
NZ不動産は決して、日本やアジア諸国の不動産と同じ目線で測らないで頂きたい・・・
日本の様な大きな市場、そして地理的にももっと近場にはインカムゲインに特化すると魅力的な物件は山ほどある事、そして日本の不動産(都心部のマンション)の方がむしろ私も割安に感じます。
なので同じ定規でNZ不動産を測ったならば、優先順位は下から数えた方が早いと思います。
てか、それが無理ならば、NZは対象外でしょう。
また、如何に永住権を獲得するか・・・云々についての教示を積極的にするつもりはありませんし、それらはNZ政府の意向に反する行為なので、その種のセミナーは依頼があっても受けません。 法律の目をすり抜けてやっている業者の存在は知ってますが、違法行為です。
でも、皆さんが考えるヒントの相談はいつでもお受けしますよ。(但し、APHOC会員限定)
私は会長のマナちゃんの考え方、彼がこれまでとられてきた選択(メルマガを含め、直接聞いた話の中で)にとても共鳴できます。
3.11の震災後、日本が危ないという危機意識から、海外避難・海外移住に人々の関心が高まり、クライストチャーチ震災ショックがあるものの、避難先としてNZが候補地として需要が高まっています。
今年2回、アジア太平洋大家の会主催でNZ不動産セミナーを開催しました際にも、永住権を考えていらっしゃる方がいらっしゃいました。
ここ数年のトレンドでは、宗教法人もNZ拠点作りに積極的になってます。
宗教法人のNZ拠点設立には、私は力をお貸しできます。
地震や経済社会不安で動揺しているのは、日本だけではなく、世界規模の現象みたいです。
そんな渦中、密かに注目を集めているのがニュージーランドのようです。
イントロが長くなりましたけれど、これから皆様にニュージーランドという国を身近に感じて頂ける不動産情報を提供してまいります。
どうぞ宜しくお願いします。
2011年 日本の勤労感謝の日 記
外石弥生
外石弥生

東京生まれ、東京育ち・・・
95年に日本サラリーマンを辞める決心してニュージーランドへ移住。
移住が事実上、初めて引越経験となった事で、NZでの借家探しが如何に困難かを痛感。
不動産取引の勉強を始めたのが現在の生業となる。
勉強=ブローカーになるつもりは一切なかった・・・と本人は語る。
コロコロ変わる法制度、NZ独特の商慣習は勿論、不動産を取扱うには3D的な視野が必要と、
中堅デベロッパーに3年間籍を置き、供給側の動きも観察する。
通常のブローカーは限られた地域に限定して活動する中で、刻々と変わるオークランドの広域市場を常に把握するエージェントであり続ける為に、あえてエリアを限定しないという厳しい課題を自身に課している。
移民が抱く疑問やニーズにも丁寧に対応し、納得のいく説明とアフターフォローは、買い手からも売り手からも好評であり、彼女を頼るキーウィのクライアントも急増中。信頼度と期待感は更に厚くなっている。
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